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器について

こちらでは、器の素材についての一般的な扱い方をご紹介しています。
特別な取り扱いが必要な器は、商品のページに記載がありますので、詳細をご確認ください。

  • 陶器

    陶器

    陶土を原料に成形し、比較的低温で焼成した器です。用いる土や焼成の方法、釉薬などによって、風合いや吸水性、耐久性が異なります。

  • 磁器

    磁器

    主に「陶石」という岩石を砕いた粉を練り、高温で焼成した器です。陶磁器の中で最も硬く、吸水性がないのが特徴です。お手入れが簡単で耐久性に優れています。

  • 半磁器

    半磁器

    磁器に用いる陶石と土を混ぜて練り、比較的低温で焼成した器です。磁器の硬質さと陶器の柔らかさを併せ持ち、若干の吸水性があります。

  • 漆器

    漆器

    木や紙に漆を塗り重ねた器です。デリケートな一面も持っていますが、丈夫で耐久性に優れ、使い込むほどに艶が増し美しく育ちます。

  • 銅

    熱伝導率が高く、比較的柔らかいのが特徴です。徐々に茶色く経年変化していきますが、磨くことで元の色に戻すこともできます。

  • 真鍮

    真鍮

    銅と亜鉛の合金です。銅と同じく、徐々に茶色く経年変化していきますが、磨くことで元の色に戻すこともできます。

  • 錫

    酸化や腐食に強く、軟らかいため、比較的加工しやすい素材として古くから食器に用いられてきた金属です。

  • 土鍋

    土鍋

    直火にかけても割れない、耐火度の高い土を使用しています。最近ではペタライトといわれる耐熱土を土に混ぜた土鍋もあります。

陶器のお取り扱いについて

【お使いになる前に】

陶器は、磁器に比べて吸水性が高く、料理やお茶の色がしみ込みやすい素材です。使い込むほどに表情を変え、趣きや味わいを増していくことが陶器の魅力のひとつですが、気になる場合は、購入後、一晩水に浸けてからお使いいただくくか、以下の要領で「目止め」を行うことで、色染みの進行を和らげることができます。

※ 目止めをしないほうがよい陶器、目止めが必要のない陶器もございます。各商品ページにてご確認ください。

■ 目止め方法

  1. 鍋に米のとぎ汁を器が浸る程度に入れる
  2. 弱めの火で20分ほど煮沸し火を止める (強火で煮ると、器が鍋にぶつかり破損する恐れがありますのでお気をつけ下さい)
  3. そのまましばらく置き、手で触れる程度まで冷めたら器を取り出して洗う
  4. しっかりと乾くまで自然乾燥させる (乾燥が不十分だと、カビの原因になります)

【日々のお手入れ】

料理を盛る前に器をさっと水にくぐらせると料理の色や匂いがつきにくくなります。ご使用後はなるべく早く洗い、しっかりと乾燥させてから収納してください。乾燥が不十分だと、カビの原因になります。一度カビが生えてしまうと、取り除くのは困難です。

※ 目止めやお手入れをしっかりと行っても、色染みを完全に防ぐことはできません。
  使い手と過ごす時間とともに、少しずつ変化する器の表情をお愉しみください。

【電子レンジと食器洗浄乾燥機のご使用について】

使えるものと使えないものがあります。各商品ページでご確認ください。

【茶渋が気になるときは】

お茶やコーヒーの茶渋が気になる場合は、以下の方法をお試しください。

重曹を使う
  1. 鍋(アルミ以外のもの)に水1リットルと重曹大さじ2杯を入れる。
  2. 器を入れ、弱火〜中火にかける(重曹を入れて煮ると発泡しますので、強火で煮立てないようご注意ください)。
    温まったら火を止めて冷めるまで放置する。
  3. 器を鍋から取り出し、洗ってしっかり乾かす。
    (茶渋が残っているようであればやわらかいスポンジや綿棒などで軽くこすって落としてください)
    ※ カップのみの場合は、カップに小さじ1杯の重曹と熱いお湯を入れて冷めるまで置いてください。
漂白剤を使う
  1. 漂白剤の使用方法に従い、水で薄めたものに器を浸す。
  2. 長時間浸けることは避け、しっかり洗い流す。※ 塩素系はにおいが残ることがありますので、酸素系漂白剤のご使用をおすすめします。

磁器のお取り扱いについて

磁器は吸水性がほぼないため、すぐにお使いいただけます。

【電子レンジと食器洗浄乾燥機のご使用について】

ご使用いただけますが、金彩・銀彩・プラチナ彩や色絵が施されているもの、特別な釉薬を用いているものに関してはご使用をお避けください。
詳細は各商品ページでご確認いただけます。

半磁器のお取り扱いについて

半磁器は陶器ほど吸水性が高くはありませんが、わずかな吸水性があります。購入後すぐにお使いいただけるものがほとんどで、色のしみ込みは陶器に比べて緩やかですが、気になる方は、陶器と同様に目止めを行ってからご使用ください。
なお、用いる土の性質や釉薬によって、シミになりやすいものもあります。詳細は各商品ページでご確認ください。

漆器のお取り扱いについて

【匂いについて】

うるしには特有の匂いがあります。自然に消えていきますが、気になる場合は以下のような方法をお試しください。

  • 米のとぎ汁の中に一晩浸けて、ぬるま湯で洗う
  • 室内の日の当たらない場所で1週間ほど陰干しする
  • 食用酢をやわらかい布に含ませて拭いた後、ぬるま湯で洗う

【日々のお手入れ】

ご使用後はやわらかいスポンジで洗い、乾燥させてから収納してください。
やわらかな布でから拭きすると艶がでます。

【使用上のご注意】

  • 直射日光が長時間当たらないようお気をつけください。
  • 湯水に長時間浸けないようにしてください。
  • 冷蔵庫に長時間入れるのはお避けください。
    (冷蔵庫内は非常に乾燥しているため、木地にヒビが入ったり割れたりする可能性があります)

【電子レンジと食器洗浄乾燥機のご使用について】

ご使用はお避けください。漆が変色したり、木地が割れたりする可能性があります。

真鍮・銅製品のお取り扱いについて

真鍮や銅は、空気中の成分と反応して徐々に濃い色に変化していきます。
タワシやクレンザーなどで磨くことで元の色に戻すことができます。水分・塩分が長時間ついたままになっていますと変色の原因となります。

【使用上のご注意】

火にかける場合は、弱火か中火でご使用ください。

【電子レンジと食器洗浄乾燥機のご使用について】

電子レンジではご使用になれません。食器洗浄乾燥機もご使用はお避けください。

錫製品のお取り扱いについて

柔らかいスポンジで水洗いしてください。油汚れを落とす場合は、研磨剤の入っていない中性洗剤をお使いください。
艶がなくなってきたら、柔らかいスポンジに水をつけて重曹で磨くと艶が戻ります。

【使用上のご注意】

  • 低温により錫が変質して破損するおそれがあるため、冷凍庫には入れないでください。また、冷蔵庫での長時間の保管もお控えください。
  • 240度以上の高温はお避けください。
  • 純度の高い錫は軟らかいのが特徴ですが、亀裂が入るおそれがありますので、無理には曲げずにお使いください。

【電子レンジと食器洗浄乾燥機のご使用について】

電子レンジではご使用になれません。食器洗浄乾燥機もご使用はお避けください。

土鍋のお取り扱いについて

【お使いになる前に】

目止めが必要な土鍋の場合(商品ページでご確認ください)、ご使用になる前に目止めを行ってください。

■ 土鍋の目止め方法

  1. たっぷりのおかゆを炊きます
  2. 炊きあがったら火を止め、そのまま冷まし数時間〜一晩放置します
  3. その後おかゆを取り除き、土鍋を水洗いしてください

【使用上のご注意】

  • ご使用後は早めに洗い、しっかりと乾かしてください。
  • 土鍋の底はできるだけ濡らさないようにしてください。
  • 濡れている状態で火にかけないでください。
  • 火加減は中火以下にしてください。

【ヒビが入った場合】

水漏れしない場合はそのままお使いください。
水漏れする場合はおかゆを炊いて再度目止めをします。

※ 目止めが必要ない土鍋の場合
  耐熱土(ペタライト)を使用している土鍋は、目止めをせずにそのままご使用いただけます。